2021.8.6

日遊協が広報担当者集め2回目の「井戸端会議」

日遊協の広報調査委員会は7月15日、会員企業の広報担当者向け企画として「広報担当者井戸端会議」を、ウェブ会議システムを利用して開催した。社会環境の変化を踏まえ、各社の広報担当者が抱える課題を共有し、ディスカッションを通して今後の広報のあり方を考えることを目的に行っているもので、今年3月に続き2回目の開催。
 
会議の冒頭、福山裕治担当副会長兼委員長が「多彩な講師をお招きして2018年から広報担当者フォーラムを開催してきたが、昨年からのコロナ禍で一堂に会してフォーラムを行うことが非常に難しくなっており、今年からは情報交換会に特化した井戸端会議に形を変えて開催している。半数以上の方が前回から引き続き参加されていて趣旨をしっかり理解していただいている。今日初めての方たちも気楽に悩みや広報に対する情報共有をしていただきたい」と挨拶。参加者22名に10名の委員がファシリテーターとして加わり、前回のアンケートで多くの参加者が課題として捉えていた「SDGs」、「SNS」、「社内広報」、「社外広報」といった4つのテーマに絞り込み、グループ分けしてディスカッションを行った。
 
参加者からは、「SDGsはまだ手を付けていないため、早く取り組まなくてはというのが実感。社内広報はグループのみなさんが社員同士のコミュニケーション活性化に重点を置かれていると聞き、今後の課題として取組みたい」「初めて参加したが、非常に良い経験となった。別部門でも以前から業界の横のつながりや情報のシェアの機会を作っていて、あらためてこの業界のいいところだなと思った。ホール、メーカーなどのジャンルを超えていけるたいへん楽しいアイディアが出たので、ぜひ実現したい」「社外広報とSDGsに参加したが、他社の取組みを聞かせていただく貴重な機会となった。今後の活動の参考にさせていただきたい」といった意見が出た。

 

 

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