PAAが依存問題をテーマに勉強会、講師の丈幻さんは家族申告による入店制限導入に異論

PAA勉強会全景ぱちんこ広告協議会(PAA)は8月28日、都内豊島区の高田馬場BSホールでギャンブル等依存症問題勉強会を開催し、およそ70人ほどの会員らが依存問題の理解に務めた。

冒頭に挨拶した大島克俊理事長は、健全な広告活動の地盤づくりの一環としてPAA内に立ち上げたギャンブル等依存症対策問題ワーキンググループでの活動内容に触れながら、「これまで議論を重ねてきたが、我々はどこまで依存問題を理解しているかという点に行き着き、今回の勉強会を開催することになった」と経緯を説明、より正確な依存問題に対する共通理解を呼びかけた。

勉強会の講師を務めたのは、パチンコ研究家の丈幻さん、東洋大学現代社会総合研究所の柳井猛晶氏、リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)出向第6期生となる鈴木智一氏の3人。丈幻さんは、パチンコ業界に求められることをテーマに講演を行い、柳井氏はホールが向き合っている依存問題の現状についてレクチャー、そして鈴木氏はRSN出向時に経験した相談実例に基づく知見を披露した。

このうち丈幻さんは、今年4月に閣議決定されたギャンブル等依存症対策推進基本計画のなかに、パチンコ店の導入目標として示された、本人同意の無い家族申告による入店制限について言及。「これは、周りの親族にパチンコのことを嫌いな人がいた場合、その人が勝手に親族をパチンコ店に入店できなくすることが可能になるというもの。人権面でも問題があるし、業界としても反対するべきだと思う」と訴えるなどした。

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