2021.2.2

ダイナム、新型コロナ対策で全店に「光触媒」

ホール大手のダイナムはこのほど、来店客が安全に遊技できる環境維持の一環として、経営する全店舗に「光触媒コーティング」を施工したと発表した。
 
同社では昨年からパチンコ・パチスロ産業21世紀会が制定した「パチンコ・パチスロ店営業における新型コロナウイルス感染症の拡大予防ガイドライン」の徹底に加え、自動検温装置とオゾン発生器(喫煙室内)を全店に設置するなど、新型コロナウイルスの感染対策を徹底してきたが、今回は、遊技台周辺、景品カウンター、バックヤードなど施設全体を光触媒でコーティング。店内での接触感染リスクをさらに抑えることが可能になった、としている。
 
光触媒は二酸化チタンを主成分としたコーティング剤の一つで、これを壁面や製品の表面に塗布し、そこに太陽や蛍光灯といった「光」が当たると酸化還元反応が発生。表面に付着した菌やウイルスを強力な酸化力で除去するというもの。ダイナムが施工後に行った実証実験では、菌やウイルスの代替指標とするATP値が施工後7時間で97.1%と大幅に減少するという効果が確認できている。また、施工4週間後に実施したテストにおいても同様の水準をキープしており、当社では約3年間の効果持続を見込んでいるという。
 

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