2021.8.6

pp奨学金が一般社団法人化

パチンコ店の遊技客から寄付される玉やメダルを、経済的に困窮している学生の支援に充てる「パチンコ・パチスロ奨学金(pp奨学金)」が、一般社団法人パチンコ・パチスロ奨学金に移行した。
 
pp奨学金は、社会福祉法人さぽうと21の協力のもと、2017年に業界有志が集まって発足。経済的な理由で修学が困難な若者を対象に給付型奨学金を毎年支給しており、これまでに全国の高校、大学、専門学校等の学生から応募が寄せられ、延べ161名に総額7,602万円を給付した。今回の一般社団法人化は、遊技業界が行う奨学金制度であることを明確にするために、さぽうと21に依存した運営体制から一人立ちするとともに、近い将来の公益法人化を目指すため。
 
7月12日に都内で開催された第1回総会と理事会では役員人事が決められ、会長にサンキョーの阿部恭久社長、副会長にマルハン東日本カンパニーの韓裕社長、代表理事にさぽうと21の吹浦忠正会長を選任。理事には小島豊氏(ミリオンインターナショナル)、泰青氏(鳳企業)、白石良二氏 (千歳観光)、福井章氏(ボネール)、山田久雄氏(九州エース電研)、佐藤孔一氏(佐藤商事シェイクハンズグループ)、星野謙氏(オーシャングループ)、町井裕氏(元四谷税務署長)、金村成芳氏(大蔵物産)、監事には高橋敬子氏(さぽうと21)が就いた。
 
 


 

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