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- ABC、2018年度の年次有給平均取得率は76.8%
静岡県を中心に愛知、山梨、長野に店舗展開するABCは、2019年4月から施行された「年次有給休暇の時季指定義務」に先駆け、2018年度の有給休暇取得率を公表した。
それによると正社員601名の有給取得率は72.2%で、1人当りの平均取得日数は13.2日。パートの有給取得率は85.9%、全従業員の有給取得率は76.8%だった。働き方改革の一環として労働基準法の一部が改正されたことにより、今年度から企業は法定の年次有給休暇付与日数が10日以上の全ての従業員に対し、年5日以上の年休を取得させる義務がある。厚労省が発表した2017年の有給休暇の取得状況によると、全国平均は51.1%。産業別では宿泊業・飲食サービス業が32.5%に留まっており、同社の有給取得率の高さが窺える結果となった。
ABCでは、「当社は生産性向上をテーマとした各種業務改善に取組み、残業時間の削減と有給休暇の取得促進を継続して推進するとともに、健康経営の実践とワークライフバランスの実現に向けて従業員が安定して働ける環境作りに取り組んでいく」としている。
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