東京都遊協は3月31日、傘下の組合員ホールに対して新型コロナウイルス感染症対策に関する従来からの要請事項に加え、開店前に来店客を並ばせない施策の徹底などを求める文書を発出した。都遊協が新型コロナウイルス感染症対策で組合員への要請文を出すのは、これで7回目。
 
都遊協では、先週末に都内の遊技場に開店待ちの行列ができている状況がテレビやインターネットのニュースなどで報道されたことで、社会から疑問の声が上がっていることに触れる一方、現在までのところ、遊技場で感染が拡大したケースはないが、これがいつ起こってもおかしくない状況にあることには変わらないと指摘。世間からは「休業すべき」「イベントを中止すべき」との声が上がっている状況を考え、これまでも強く求めてきた「換気の徹底」「清掃消毒の徹底」「広告宣伝の自粛」等の対策を確実に実行するようあらためて求めた。
 
さらに都遊協では、開店前のホールに来店客を並ばせない施策を徹底するために、集客を目的とした各種告知の自粛を求めた。都遊協によると、これまで繰り返し要請してきたものの、特に第三者を装ってのSNS等による告知や駅貼広告、店頭、ホームページ等で「新台入替」や「特定機種」に関する告知が見受けられるとして、これらを行っている組合員ホールに対してすぐに対応するよう求めた。また、開店前にどうしても行列ができてしまう場合には、間隔を開けるよう誘導したり、整理券などの並ばせない工夫を考え、実施するよう求めた。
 
東京都の小池百合子知事が3月25日の記者会見で、都民の行動について「密室」「密着」「密接」を避けるよう要請したことを踏まえ、都遊協は翌26日、傘下の組合員に対して広告宣伝の自粛など3項目の完全実施を求める文書を発出。これを受け、東京と埼玉で15店舗を展開するミリオンインターナショナルが全店舗で土日を臨時休業とするなど、都内の複数のホールが休業に踏み切っていた。また、多くのホールが夜間照明の自粛や営業時間を短縮するなどして対応していた。
 
しかしその一方で、先の週末に通常営業を行ったホールも多く、さらには開店待ちの行列の様子がテレビやインターネットで流され、批判の対象になっていた。
 

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