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- 日工組、新たなパチンコ時短機能「遊タイム」で説明会を実施
日工組は3月17日、都内で会見し、4月1日以降にホール導入される新機種から搭載が可能となる新たな時短機能「遊タイム」についてのプレス向け説明会を実施した。同組合では昨年12月26日、時短機能の自由度が増した解釈基準の一部改正を受け、新たに内規を制定。そのうち一定のゲーム数を消化したにも関わらず、大当りが発生しなかった際に時短を発動させることができる新たな機能を「遊タイム」と名付けていた。
会見では、この遊タイムが発動するまでのゲーム数として、大当り確率1/319のミドルでは798〜957回、同1/199のライトミドルでは498〜597回、同1/99の甘デジでは248〜297回といった具体例を提示。加えて、発動後の継続回数は、大当り確率分母の3.8倍までと内規で定めたことを踏まえ、1/319のミドルが最大1,212回、1/199のライトミドルで同756回、そして1/99の甘デジで376回までとなることを説明。設定付きの場合は、解釈基準で定められた大当り確率分母の2.5〜3倍までの範疇に入る場合に限って、遊タイム発動までのゲーム数を1通り搭載することが可能となる。
また、今回の解釈基準一部改正では、遊タイム以外でも時短機能が拡充しており、これまで100回までだった時短継続回数の上限撤廃や、通常時に特定図柄が表示された際に発動する時短についてもレクチャー。さらに、確変継続回数に上限があるタイプの確変継続回数を、2種類まで設けることができる機能などについても、想定スペックの例を示しながら解説が行われた。そのうち、通常時に特定図柄が表示されることで時短が発動する仕様例としては、特定図柄の「778」停止で、1,000回時短突入といったケースを示すなどした。これにより、専用のリーチ演出といった期待感を刺激する新たなゲーム性などが創出できるという。
一連の解説を行った日工組技術担当の渡辺圭市理事は、「解釈基準の内容がこれだけ大きく変わったのは初めてのこと。それによって、従来の仕様に影響を及ぼすことなく、プラスアルファで新たな機能が搭載された形になっている。なかでも遊タイムはプレイヤーにとって、ハマったときの不安材料を、ある程度払拭することができる機能となっている」と新たな時短機能に対しての期待感を表した。
なお、これら遊タイムを搭載した機種については、すでに複数タイトルが保通協での適合を得ていることから、4月以降、順次市場投入されてくる見通し。同組合でも、専用ウェブサイトやSNSを用いたプロモーションなどを情勢を見極めながら可能な範囲で展開していく方針だ。
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