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静岡県を中心に愛知、山梨、長野に店舗展開するABCは、静岡県と協会けんぽ静岡支部が運営する「ふじのくに健康づくり推進事業所宣言」における具体的な取り組み内容を発表した。
「ふじのくに健康づくり推進事業所宣言」は、個人の健康づくりや事業所の「健康経営」の取り組みを後押しするために、企業や事業所が従業員の健康管理や維持・増進の具体的な目標を宣言し、その取り組みを県が支援する制度。同社では、今年4月から「歯のメンテナンスに対する支援制度」を導入し、パート・アルバイトを含めた全従業員を対象に、6ヵ月に1度の歯科予防検診を推奨するとともに、その費用として1回につき3,000円(年間6,000円)を支給。健康経営の実現に向けた施策の一環として「健康の基本は歯から! 年2回の歯のメンテナンスを会社が指導し費用補助します」という宣言を掲げた。
ABCでは、「従来よりワークライフバランスの安定が健康維持に大変重要な役割を果たすと考え、残業時間の削減や有給休暇の取得推進をはじめ、インフルエンザの予防接種の全額費用負担や健康診断受診機会の創出にも努めてきた。本年4月からは歯のメンテナンスに対する支援制度を加え、より一層の従業員の健康管理意識の向上と健康経営を推進していく」としている。
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