未来研究会がゴールデンウィーク稼動や人材、機械戦略を解説

未来研究会2019051ホール向けコンサルティング事業などを手がける遊技産業未来研究所は5月22日、都内墨田区の東京スカイツリーイーストタワーで定例セミナーを開催。同社代表の中野忠文氏とスロットコンサルを手がけるユニークワークスの上田健介氏、従業員研修事業などを行うオーガナイズ・スタッフ・マネージメントの奥本治氏が講演を行った。
 
上田氏は、今回のゴールデンウィーク商戦のデータを示しながら、「繁忙期に強い店舗は閑散期の支持率も高い。繁忙期だけ集客を狙うスタイルは勧められない。閑散期に固定客を定着させた上で繁忙期につなげていくのが理想だ」と述べた。また、旧基準機撤去の準備として30パイのノーマルタイプの設置台数が上昇傾向にあり、対応の早い店舗はすでに育成も完了していると語ったほか、「バジリスク絆のユーザーがRe:ゼロに流れている傾向がある。増産も予定されているが、6号機のユーザー確保につなげるためにも、単に入れるだけでなくユーザーを飽きさせないための工夫が求められる」として、増台にあたっての仕掛け作りや訴求をしっかりと行う必要があるとした。さらに、ジャグラーシリーズの曜日別の設定活用方法や売上や稼動を予め予想し、適切な出玉を割り振るための設定運用の解説なども行った。
 
奥本氏は、ユーザーが抱くホールの三大クレームとして多く指摘される「出玉・機械や設備・スタッフの態度」について、その性質や対応方法を解説。出玉に関するクレームは、「ユーザーの不満やはけ口になっていることがほとんどで完全に解消されることはない」と指摘する一方で、設備関連のクレームは、営業面やサービス面の改善に向けた大きなヒントになる場合も多いとして、真摯に受け止めるべきだと語った。
また、スタッフの態度については、「客に不快感を与えない最低限の教育はマニュアルを活用すれば可能だが、それでは真の満足にはならない。今後重要となるのは人や店舗の魅力を高めることであり、そのためにはこれまでの守りの接客から攻めの接客に転じる必要がある」と訴えた。なかでも近年、多くのサービス業で導入されている「コンシェルジュ」を発展させ、集客や増客を狙う「営業マン」としての役割をホールスタッフにも持たせる必要性に触れた。
 
中野氏は、今年のゴールデンウィーク業績について「数値上は過去2年とほぼ同様だったが、稼動を支えていたのが新台と設置から3年以上が経過した古い台だったことは問題だ。今後の営業の主軸となる新規則機の育成を、そろそろ本腰で考えなければいけない」と警鐘を鳴らした。さらに、今後のみなし機の対応では、設置機種の認定切れ機種や検定期限をしっかりと把握した上で残り半年でリスクを分散できるよう、入替計画をしっかりと立てておく必要性を強調。甘デジはみなし機の残存率が高く、台数自体も近年は飽和状態となっているとして、設置シェアが低くコーナー増設にも耐えられるライトミドル帯への入替えを提案した。

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