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アミュゼクスアライアンスは6月16日、都内品川区のアイオス五反田で月例セミナーを行い、田守順代表と矢野経済研究所の高橋羊上級研究員が講演した。
「業界最新情報」として第一部を担当した田守氏は、一連の新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う業界の動向を説明する中で、休業要請が出ている中での一部ホールの営業を巡って起こったパチンコバッシングに言及。「他の業種と比べてなぜパチンコ業界だけが、という大きな疑問や憤りを感じた。なかには関係のない賞品交換の問題を持ち出す人や依存問題と絡めて批判する人など、話題性やイメージだけで語られてしまったことは非常に残念だった。また、東京都が策定したロードマップについても、クラスターを発生させた一部の業種がステップ2に組み込まれ、パチンコ店がステップ3に位置付けられるなど、その判断基準も理不尽だった」と不満を述べた。一方で、パチンコ店がセーフティネットの対象業種になったことや、改正遊技機規則の経過措置が延長されたことなど、ホールにとって大きな経営支援になるとの見方を示し、「いずれにしろ業界は今後、社会からバッシングを受けた要因を冷静に分析し、それらを払拭するためのさまざま取り組みや働きかけが必要になってくる」と述べた。
また、営業再開後のホールの営業状況にも触れ、自身が視察した都内繁華街の営業状況を説明。「複数のエリアを見たが、現在まで稼動は戻っていない。休業が長期にわたった分だけ回復にも一定の時間がかかりそうだが、これには4月から施行された改正健康増進法の影響も大きいと思われる。現在、都内では遊技中に加熱式タバコが喫煙できるコーナーを設置する店舗が増えているが、集客回復には喫煙客の呼び戻し策も大きなポイントになる」と述べるなどした。
一方、5月の新店情報をテーマに講演した高橋氏は「オーパス日南」「同日向店」「メガガーデン所沢スロット館2」の合計3店舗の新規出店があったことを報告。オーパスは3年ぶりの出店で経営店舗数は8店舗に、ガーデンは今年3月のウエスタングループの取得に次いで42店舗の経営になったと報告した。
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