奈良県遊協総会、掛川氏を新理事長に選出

奈良掛川新理事長奈良県遊協は6月7日、奈良市内のホテル日航奈良で第53回通常総会を開催した。総会では、上程された議案すべてを承認し、任期満了に伴う役員改選では、理事長を4期8年努めた相羽宗一郎氏が勇退し、新たな理事長に掛川章男氏(=写真)を選出した。

総会冒頭に挨拶した相羽理事長は、「依存症問題に対する社会の要請に答えることはもちろん、地域社会とともにあるパチンコ店として、依存問題に対する社会の不安低減を図り、安心安全な遊技環境を提供していく」との考えを示したほか、同県遊協の自主規制として4月1日から運用している取材、ライターイベントなどを禁止する自主規制について触れ、「エスカレートした宣伝広告は、社会の流れに逆行する行為となる」と述べ、注意を呼びかけた。

来賓祝辞を述べた奈良県警察本部生活安全部の猪岡磯好参事官は、「社会でギャンブル依存対策が大きく取り上げられ、業界では自主的な取り組みを行ってもらったところだが、各営業所で確実な実施をお願いしたい。健全な大衆娯楽として、県民の理解がさらに深まるよう、健全化を推進してもらいたい」と促した。

さらに行政講話として、同生活安全企画課許認可審査室長の萩原守室長が登壇し、依存防止対策の強化を呼びかけたほか、広告宣伝健全化の徹底について言及。「依然としてイベント開催を告知して射幸心をそそるものや、隠語や脱法的表現を用い、規制をかいくぐろうとする悪質な事案が発生している。こうした広告宣伝を行うことは、現在業界で進めているパチンコへの依存防止対策に逆行する行為。違法な広告宣伝等がなされれば、今後厳しく指導あるいは、取締りを行っていくが、業界全体で認識をあらため、業界自らの取り組みで健全化を図ってもらいたい」と要請した。

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