2019.7.19

第14回社会貢献大賞に「新宿アラジン 社会貢献活動」事業

社会貢献大賞2019全日本社会貢献団体機構(杉浦正健会長)は7月18日、都内新橋の第一ホテル東京で社会貢献大賞の表彰式と2019年度助成金贈呈式を開催した。
 
社会貢献団体機構は平成17年、全日遊連が中心となって傘下組合や組合員ホールの社会貢献活動を顕彰するために設立された団体で、表彰式及び助成金の贈呈式は14回目。今年度は、25都府県方面遊協から72件の申請があり、社会貢献度が最も高い活動に贈られる大賞には、鳳企業(東京都)の「新宿アラジン 社会貢献活動」事業が選ばれた。組合員ホール部門から社会貢献大賞が選出されたのは今回が初めて。
 
「新宿アラジン 社会貢献活動」は、都内の心身障がい者施設である島田療育センターへの支援活動をはじめ、新宿区役所、西新宿一丁目町会など地元組織と連携した清掃活動や交通安全を呼びかける活動への参加など、幅広い社会貢献活動を実施。業界有志が「社会福祉法人さぽうと21」とともに設立した、返済を求めない独自の学生支援プログラム「pp(パチンコ・パチスロ)奨学金事業」への積極的な貢献などが高く評価された。
 
同賞の都府県方面部門には、佐賀県遊協の「ニセ電話詐欺を始めとする犯罪被害防止対策への継続支援」事業、支部組合部門は神奈川県遊協川崎市遊技場組合の「セルプ商品購入18年」事業が選ばれたほか、組合員ホール部門では、岡山県のリー・グローブ(サンエイグループ)による「社会貢献福祉基金『サン基金』の助成等」が選ばれた。
 
また、社会貢献団体機構による2019年度の助成事業では、釧路、函館、宮城、福島、岐阜、兵庫、熊本の7組合から共同助成の申請があり、「子どもの健全育成支援」14件と「災害復興コミュニティ支援」5件の一般助成を決めた。さらに、特別助成として「ぱちんこ依存問題に関する相談および回復支援事業」4件と特命助成としてリカバリーサポート・ネットワークの「ぱちんこ依存問題に関する相談および回復支援」事業に助成を行うことも発表され、計24件で総額4890万円の助成を行った。

このページの内容をコピーすることはできません