遊技機リサイクル協会が定時社員総会 新代表理事に趙顕洙氏

遊技機リサイクル協会は5月17日に第15回定時社員総会をリモートで開催し、役員改選で江川明裕代表理事が退任し、新たに埼玉県遊協理事長の趙顕洙氏が代表理事に就任した。
 
事業報告によると、令和2年度の協会システムの回収実績は旧規則機の経過措置の延長が影響し、パチンコ機が前年比23%増の12万7,614台だったのに対し、パチスロ機はほぼ横這いの8万5,274台に留まった。一方で、協会システムに参加する組合は4県増え、全日遊連51組合中40組合に拡大。覚書を取り交わしている遊技機メーカーもパチンコ機メーカーが2社増の32社、パチスロ機メーカーが5社増の29社に拡充した。
 
一方で、協会指定のリサイクル業者は、廃棄遊技機台数の減少や解体後に出る部材、素材の下落によって収益確保が難しくなってきていることを報告。旧規則機が大量に排出された場合の対応策として指定業者、解体工場の拡充を図っているものの、今後、ホールからの要望に応えられなくなる地区が出てくることが予想されるとして、これまで以上の指定業者の再構築が求められる現状を示した。また協会では、筐体の大型化に伴って運送費の値上げを昨年12月から行い、全遊技機メーカーと新たな覚書を交わしたことを報告した。
 
さらに、個人で所有していた遊技機が不法に投機され。一部自治体を通じての回収処理依頼が増えてきていることから、個人を含む遊技業界以外への遊技機の使用・流出に対する規制やルール作りが求められる状況を示した。令和3年度の事業計画には「パーツリサイクルの促進」「障がい者自立支援及び高齢者雇用の支援」「排出部材・部品の利用促進及び商品開発」の三本柱を掲げた。
 
役員改選では江川代表理事が勇退し、新たに埼玉県遊協の趙理事長が代表に就任。副代表には阿部恭久氏(東京都遊協理事長)、田中幸也氏(千葉県遊協理事長)、伊坂重憲氏(神奈川県遊協理事長)がそれぞれ就いた。
 
 

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