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- 回胴遊商総代会 大饗理事長が三期目の再選
回胴遊商は5月25日、都内文京区の東京ドームホテルで令和3年度の通常総代会および組合大会を開催し、大饗裕記理事長の再選を承認するなどした。
任期満了に伴う役員改選で3期目の再選を果たした大饗理事長は、旧規則機の経過措置が延長された改定21世紀会決議に触れ「苦しい経営環境のなかで結果的に皆さん方に負担を強いることになった点について深くお詫び申し上げたい。今回、再度理事長職を任されたということは、経過措置の延長も含めてしっかりと責任を果たせ、ということと受け取っている。私自身、身の引き締まる思いで各種課題に取り組んでいきたい」と挨拶を述べた。また、大饗理事長は低ベース機や、有利区間が広がる規制緩和機、さらに来春を目処に登場が見込まれるとされるメダルレス機についても言及しながら「ファンに喜ばれ、ホールさんに購入してもらえる機種がリリースされるよう、日電協、日工組の後方支援をしながら、任期の2年間精一杯努力していきたい」と話した。
総代会では令和2年度の事業報告および収支決算、令和3年度事業計画および予算案など8議案が可決承認されたことが報告されたほか、令和2年度の新規組合員として、株式会社ナカシン企画(関東・甲信越支部)、株式会社レックプランニング(関東・甲信越支部)、株式会社フロンティア沖縄(九州・沖縄支部)の三社の加入が報告された。また、役員功労賞として株式会社サン・トラスト(関東・甲信越支部)、株式会社ライズコーポレーション(中国・四国支部)、株式会社コズモ(東北支部)の三社に賞状と記念品が贈られるなどした。行政挨拶では警察庁の小堀龍一郎保安課長からの祝辞を松尾健弘専務理事が代読。旧規則機の計画的かつ着実な撤去と、中古遊技機流通健全化要綱に則った健全な流通制度の維持が求められるなどした。
来賓挨拶では全日遊連・阿部恭久理事長と日電協・兼次民喜理事長からの祝辞がビデオを通じて紹介された。阿部理事長、兼次理事長ともに経過措置が延長された過程のなかで大饗理事長が果たしてきた役割を讃えた。また、兼次理事長からは有利区間が3,000ゲームに緩和された低ベース機が6.2号機として今冬に、1,500ゲームリミッタを撤廃したメダルレス機が来年5月を目処に登場する可能性が示された。
なお、総代会は新型コロナウイルス感染防止の一環から開催規模を縮小して行われ、組合員には総代会の模様がYouTubeで配信された。
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