2021.12.29

日工組が円滑な旧規則機の適正処理で要請

日工組は12月23日、ホール関係4団体に対して、来年1月末に撤去期限を迎える旧規則機の残存台数が遊技機リサイクル業者の処理能力を上回る見通しを示し、その円滑な処理に関する要請を行った。
 
日工組ではこれまで、ホールからの旧規則機の早期排出を促すために、買取回収及び注意喚起のチラシの配付や、組合ホームページ上で下取り・買取り対象機種情報、新規則機に使用できない枠情報の掲示を行なうなどしてきた。しかし、11月末の時点で約88万台の旧規則機が市場に設置されている上に、ホール等の倉庫保管分を含めると約100万台以上が残されていると指摘。日工組遊技機回収システムの処理会社4社では、旧規則機の撤去期限間際に多くの旧規則機が排出されることを想定し、人員の確保や新たな保管場所の検討などの準備を進めてきたが、撤去期限を間近に控えたこの時点で100万台以上もの旧規則機が残っているのは想定外であり、処理会社4社を含む遊技機リサイクル選定業者の処理能力を遥かに上回ることが決定的だとの見通しを示している。
 
その上で日工組は、処理会社の処理状況や保管場所の問題で受け入れが出来ない場合には、撤去した旧規則機を一定の期間、ホールで保管してもらうことになるとして、円滑な適正処理に理解と協力を求めた。

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