2019.1.30

21世紀会の賀詞交歓会に450名が参加

賀詞交歓会2018全景業界14団体で構成するパチンコ・パチスロ産業21世紀会は1月29日、都内新橋の第一ホテル東京で恒例の賀詞交歓会を開催した。会場には団体関係者ら多数の来賓を合わせ約450名が参加した。
 
冒頭の挨拶で全日遊連の阿部恭久理事長は、2年前の賀詞交歓会で「パチンコ・パチスロ依存(のめり込み)問題に対する声明」を発表し、その後、業界14団体として各種の取組みを急ピッチで進めてきた流れを総括。「各団体による活動においてもこの2年間で私たちが取組んできたものはさまざまな結果を出しており、現在では業界における貴重な財産となっている」とした上で、これらの成果をさらに強固なものとするために、この4月に策定される見通しの政府の依存症対策推進基本計画の内容をふまえ、官民の連携を図りながら、今年も依存問題対策を業界の最優先事項として取組む姿勢を示した。
 
来賓挨拶では警察庁保安課の山田好孝課長が、東日本大震災の発生以来、継続して取り組んでいる復興支援活動や、昨年の西日本豪雨災害での支援活動、北海道胆振東部地震発生の際の電力不足問題に対する迅速な対応などを評価。その一方で、依存問題への対応でさらなる充実強化と新たな取組みの検討を求めたほか、遊技機の不正改造事犯や違法な広告宣伝が後を絶たない状況が続いていることを指摘し、その是正を求めた。
 
また、14団体からは日工組の筒井公久理事長、日電協の佐野慎一理事長が挨拶を行い、新規則機の市場への定着に向けて取組んでいることを示したほか、乾杯の挨拶で日遊協の庄司孝輝会長が「依存問題への対応強化や消費税増税、新基準機への対応などの喫緊の課題が山積する中で、将来に向けた選択を誤らない年にしたい」と述べるなどした。

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