2021.10.7

保通協パチンコ適合率が回復 GLIは回胴式の受理を始める

保通協がまとめた令和3年9月の型式試験実施状況によると、パチンコ機の適合数は前の月から9件増の26件で、適合率は前月比16.9ポイント増の41.9%となった。パチンコの適合率は3カ月連続で20%台の低水準にあり、これが40%を超えたのは今年3月以来6カ月ぶり。ただし、結果書交付件数自体が減っており、適合機種の実数は低い水準での推移になっている。
 
一方、パチスロ機の適合は前の月より6件少ない21件に留まり、適合率は前月比5.1ポイント減の23.6%だった。
 なお、令和3年9月の型式試験状況は以下の通り。
 
◯パチンコ 受理件数81件、結果書交付62件、適合26件、不適合36件
◯回胴 受理件数88件、結果書交付89件、適合21件、不適合68件
 
また、GLI Japanがまとめた令和3年9月の型式試験実施状況によると、パチンコ機の結果書交付件数は12件で、うち適合は1件に留まった。前月の8月は結果書交付件数10件のすべてが不適合で、低調な推移が続いた。
 
なお、昨年7月から型式試験を開始したGLI Japanでは、これまでパチンコ機の受理だけを行ってきたが、この9月から回胴式遊技機の型式試験も開始し、1件が受理された。
 
◯パチンコ 受理件数18件、結果書交付12件、適合1件、不適合11件
◯回胴 受理件数1件
 
 

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