兵庫県遊協が総会で平山氏を新理事長に選出、除名処分の是非を検討する臨時総会の開催も決議

兵庫県遊協は7月10日、神戸市中央区のANAクラウンプラザホテル神戸で、新型コロナウイルス感染拡大の影響から延期されていた第52回通常総会を開催し、上程された議案すべてが可決、承認された。このうち、任期満了に伴う役員改選では、岡本芳邦理事長が退任し、新たな理事長に平山龍一氏を選出した。また議案審議では、緊急事態宣言中の緊急事態措置に沿った県知事からの休業指示に従わなかった組合員企業に対し、除名処分の是非を議案とする臨時総会を今後開催することが賛成多数で決議された。

冒頭に挨拶を行った岡本理事長は、「新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、休業という苦渋の決断を下したホールには衷心より御礼を申し上げる。しかしながら、兵庫県では、休業要請に従わなった3店舗に対し全国初となる休業指示が発せされた。この間、連日マスコミ報道によるバッシングを浴び、業界がスケープゴートになったことで、皆辛い毎日を過ごしたと思う。今後業界としては、社会的責任を果たすため、依存対策を着実に進めることが信頼回復の第一歩だと考えている。パチンコを愛するファンや、これからのファンのためにも、雨降って地固まるという諺があるが、今がまさにそのときだと思う。私は本総会で理事長を辞任させて頂くが、新しい布陣に組合の未来を託したい」と語りかけた。また、新たな理事長に選出された平山氏は、「業界は新型コロナウイルス感染拡大防止対策や、依存対策、新規則機への円滑な移行に伴う対応など、様々な問題が山積みになっている。このなかでの理事長就任には、プレッシャーを感じているが、やりがいも感じている。皆様の追い風を感じながら前進していきたい」と抱負を述べ、組合員らに協力を呼びかけた。

来賓には、兵庫県警察本部生活安全部の小野義昭部長が臨席。祝辞を述べた小野部長は、ほとんどのホールが県知事からの休業要請に応じたことに敬意を表すとともに、今後の感染対策について言及し、「まだまだ余談を許さない状況。これまでパチンコ店でクラスターが発生した事実は聞いていないが、策定された感染防止のガイドラインを遵守するだけでなく、さらに踏み込んだ感染防止対策を実施することで、遊技客や従業員らの健康を守ってもらいたい」と要請。さらに今後夏場を迎えるにあたって、幼児の車内放置事故を防止する巡回活動の強化を求めるなどした。

一方、除名処分に関する議案では、新型コロナウイルス感染拡大に伴って政府が発した緊急事態宣言中の県知事による休業要請、休業指示、さらに組合からの休業要請に従わなかった3社に対し、5月7日付で組合から「脱退勧告書」を発出。これを不服とした3社が脱退を拒否したことにより、組合ではこれら法人の除名処分の是非を議案にした臨時総会を今後開催することについて、今回の通常総会で審議したというもの。無記名投票によって行われた採決では、有効投票数123のうち、賛成78、反対44、白票1の賛成多数によって可決、承認された。臨時総会については、今後スケジュールを調整し、あらためて開催日が決定される予定だ。なお、同様の理由による脱退勧告は、9法人10店舗を対象に発せられており、そのうち3店舗はすでに脱退届けを提出済みで、4店舗は組合に残ることを希望。残留希望を認める場合の対応については、理事会において検討中だという。

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