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- PAA第7回社員総会 新理事長に嶋田崇氏を選出
ぱちんこ広告協議会(PAA)は11月29日、都内港区のTKPガーデンシティPREMIUM品川で第7回社員総会を開催した。
会員総数68名のうち43名が出席し、役員改選で新理事長に嶋田崇氏を選出した。嶋田理事長は、「新たなPAAの発展と業界活性化に全力を尽くしていきたい。我々の活動は透明性と倫理性を大切にし、信頼を築いていくことが大切なので、みなさまのご協力を得ながら、健全なぱちんこ産業の広告を作り上げていきたい」と述べた。理事には、新たにパック・エックスの中村祐希氏を選出した。
当日は、2部構成の記念セミナーを開催。1部では、PAAアドバイザーを務めるエンパチ総研の茂木欣人氏が「広告宣伝の現状まとめ」をテーマに講演。2部では、岡崎翼理事と全日本学生遊技連盟の浪岡将史理事、宍戸大祐理事が「学生100人に聞いてみた」と題して、同連盟が学生に対して行った調査結果をもとに使用頻度が高いSNSの活用や学生がパチンコを始めたきっかけなどが発表された。
また、今回で2回目となる「PAA広告大賞」の表彰式を開催。今回のテーマは「パチンコ・パチスロの新たなイメージの創出」で、全5部門の大賞を発表した。全部門から選ばれるグランプリに輝いたのは、ジュリアジャパン(東京都)のデザイナー・岩井徹さんの作品「楽しさの扉」。岩井さんは、「コピーが作品のコンセプトになっているので、パチンコ店に行ってみればその楽しさがわかり、扉を開いて未来につながっていくことをイメージしました」と作品の趣旨をコメントした。
社員総会終了後に行われた懇親会には、警察庁生活安全局保安課の松下和彦課長の挨拶を同課の山下大介係長が代読し、「PAAは、広告・宣伝の在り方に関する調査・研究の実施や学生向けの依存問題勉強会の開催など、幅広く業界の健全化に尽力している。業界が問題意識を持って取り組むことが重要となるので、貴協議会がその中で大きな役割を担い、推進することを期待している」と語った。
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