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アミュゼクスアライアンスの月例セミナーが2月18日、都内港区のNNスペースで開催され、同アライアンスの田守順代表、矢野経済研究所の高橋羊上級研究員、ピーエスプランニングの渥美公一代表が講演した。
第一部を担当した田守氏は、4月1日からの改正健康増進法施行を前に、改めてホールの受動喫煙問題を解説。特に喫煙所の設置については「来店客の半分が喫煙客であることを踏まえると、ゆったりと過ごせる喫煙所が不可欠。特に滞在時間の長い地方の郊外店においては快適な喫煙所が来店動機の一つになる」と快適な喫煙空間の有無が今後の差別化戦略に繋がるとの考えを述べた。その一方で田守氏は、分煙対策がホールの稼動低下を招く可能性を危惧し、「あるデータによると喫煙感覚は1時間に1度、5〜6分だと言われている。仮に200人お客さんがいれば常時15人ほどが遊技台から離れることになり、その間稼動低下を招いてしまう」と指摘。「なるべくホールの稼動を止めないためにも、例えばラッキーパイポを賞品として提供するなど、喫煙客の気を紛らわせる努力が必要ではないか」と離席防止への取り組みを促した。
遊技機関連をテーマに講演した渥美氏は、3月以降の新機種発売動向を説明するなかでパチンコ、パチスロそれぞれの注目機をピックアップ。スペック分析と出荷台数、稼動・粗利貢献度を予測しながらゴールデンウィーク前商戦を視野に入れた入れ替え戦略を解説した。また、毎月行っている「店舗視察レポート」では、都内武蔵野市の現状を報告。昨年末に新規オープンした「メッセ武蔵境店」を中心に周辺地域のホール事情を詳しく解説するなどした。
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