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梅雨は明けたのかどうか、ということが話題になり始めるこの時節に住宅地界隈を歩けば、強い日差しで黄金色に枯れ果てた紫陽花が夏の到来を告げるかのようにして風に乾いた音を鳴らす。
子供たちにとっては夏休みに入る時期でもあるが、昨年まではコロナ禍の影響で友人と満足に遊ぶことも叶わなかっただろうから、今年こそはやっと戻ってきた日常を大いに満喫できるようにと願う。ちょっとした遊びでも娯楽でも、どのような言い方でも構わないが、そういったものを我慢し続けることが当たり前の社会は異常であり、その異常事態の最たるものが激甚災害への罹災や戦時下ということになるだろう。
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