中小規模店の生き残り策を提案

船井総研は5月23日、都内品川区の五反田オフィスで「大型店に出店されても250台~400台のお店が業績アップ」と題したセミナーを開催。当日は同社上席コンサルタントの吉田絋樹氏、チーフ経営コンサルタントの徳村英志氏、新井智海氏、経営コンサルタントの成田優紀氏の4名が講師を務めた。
 
吉田氏は、中小規模店が業績を向上させるための施策として競合との差別化に繋がる部分に投資を集中し、得意とする機種や貸し玉料金の市場占有率を高めていくことが重要だと語った。機械戦略上で重視すべきポイントとしては、パチンコは定番機種の育成や導入の正確さ、増台タイミングに注意を払う必要があるとしたほか、パチスロは新台に顧客が移動していく傾向が強いとして、自店の規模に合わせた適正台数を無駄無く購入することが重要だと述べた。
 
徳村氏は、商圏内における自店のポジショニングの把握とジャンルの選択、集中を徹底することが大型店との差別化施策として有効だとしたほか、新井氏は、1パチや5スロ などの低貸し玉は市場で飽和状態にあり、たとえ低貸し専門店であっても地域に1000台クラスの出店があった際には大型店の低貸しコーナーと規模的にバッティングしてしまう場合があると指摘。差別化のために0.5円や2円パチンコ、10円スロットなどを組み合わせた多レート戦略で既存の1パチ、5スロから脱却し、市場の隙間を狙うことで店舗の強みを創出することが可能になると述べた。
 
成田氏は、一般景品の充実による大型店との差別化施策を提案。季節のイベントや祭事に合わせたアイテムやテレビショッピングなどで話題になっている商品を取り扱ったことで大幅な利益改善を実現した事例などを紹介した。

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