2021.11.5

日遊協が令和3年度2回目の女性活躍推進フォーラム

日遊協の人材育成委員会は10月28日、オンラインで「女性活躍推進フォーラム」の第2回目を開催した。フォーラムではエンタテインメントビジネス総合研究所の立川美夏子氏が「ファシリテーション~説明する力と話をまとめる力~」と題してセミナーを行い、その後、参加者が6グループに分かれて課題に取り組んだ。
 
セミナーで立川氏は、「話しをまとめるファシリテーションを行う人を『ファシリテーター』というが、会議の進行役として俯瞰してその場を見ることが必要で、質問力、要約力、観察力という3つの力が必要とされる。この3つの力を使い、中立の立場で臨み、参加者全員で確認したゴールに向けてポジティブ、ネガティブいずれの意見もその場に出していけるような安心感と信頼感を作り出すことがその役割」と解説。講義の後半ではグループに分かれてファシリテーターを体験した。
 
セミナー後の第二部ではブレークアウト機能を使用したグループディスカッションを開催。「企画書」のフォーマットのうち、提案議題、その目的、背景の3点を協議し、企画作成にあたり、フォーラム以外での打ち合わせには引き続きビジネス用SNSを使い、すべてオンラインで練り上げていくことが再確認された。
 
最後に人材育成委員会の羽山雄介副委員長が、「いよいよ本格的に企画の段階に入ってきたが、企画策定でまず大事な『目的』を明確にして、取り組む課題が持つ背景を探り、対象となるターゲットに対して女性活躍というポイントがきちんと繋がっているかどうか、ポイントをぶらさずがんばっていただきたい」とあいさつした。
 
来年2月を最終回とする全5回の当フォーラムの次回開催は、11月25日を予定している。
 
 

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