2022.5.31

船井総研が「機械・集客・人財」をテーマにWebセミナー

船井総合研究所が5月19日、「機械・集客・人財セミナー」をWEB配信で開催した。
 
「CR・高射幸機撤去後の業績アップ事例」をテーマに講演したぱちんこチーム リーダーの瀧華啓貴氏は、「ターゲットや目的が明確になっているリニューアルや4円パチンコの機械投資が伴ったリニューアルは成功しているが、中古機は価格の高騰が激しく、人気機種は部材不足で再販も見込めないので、グループ店舗間の台移動なども検討しながら商圏でぎりぎりトップに立てる台数を保有することが重要になる」としたほか、店舗の台数を加味したうえで受け皿になる高粗利機を活用していくことも有効な施策になると述べた。
 
チーフコンサルタントの中井将司氏は、集客戦略として「顧客属性別のWeb運用」を提案。「Web集客で一番大切なのは、自店の欲しいユーザー層に向けてピンポイントに広告を配信すること」として、機種ごとに異なるキーワード設計の改善やターゲットが実際に調べているキーワードに向けた広告配信を重視する必要があると述べた。離反防止を図るための会員分析では、来店頻度や客単価、遊技嗜好の分析の必要性を挙げたほか、「パチンコの集客は遊技機のスペックと台数に依存するので、一番店以外の店舗が集客をアップさせるためには、6.5号機の登場でパチスロ市場が活発になるタイミングに合わせて一人でも多くのユーザーを復活させる必要がある」として、従来の6号機とは異なる魅力や特徴をユーザーの属性に合わせて積極的にアピールしていくことが有効だとした。

 
セミナーでは、シニアコンサルタントの奥野倫充氏、マネージャーの渡邊龍信氏のほか、シー・エフ・ワイの梶川弘徳代表取締役CEOによる講演も行われた。

このページの内容をコピーすることはできません